香川真司が輝いた理由。トップ下は本田圭佑より適任、パラグアイ戦で示した明らかな優位性

香川真司の本来あるべき姿が戻ってきた。現地時間12日に行われたパラグアイ代表に4-2で勝利した日本代表の攻撃を、背番号10は力強くけん引した。  8日のスイス戦から先発メンバーを10人変更した中で、香川は4-2-3-1のトップ下に入った。守備時にはFW岡崎慎司と横並びになり、4-4-2に近い形でパラグアイの最終ラインや中盤にプレッシャーをかける。  攻めに転じれば、岡崎や左サイドの乾貴士、右サイドの武藤嘉紀と有機的に絡みながらチャンスを演出した。2月から5月にかけて長期離脱を強いられ、代表では長く主役の座から離れていた香川にとって、ラストチャンスとも言えた一戦で1ゴール2アシストという結果を残せたことは、今後に向けて非常に大きな意味を持つかもしれない。  香川が輝けた理由はいくつかある。1つは周囲の選手との相性が関係している。個人の力で局面を打開するタイプでない背番号10は、力を発揮するために「スペース」を必要とする。例えばパラグアイ戦であれば、岡崎がすっと横にずれたところに香川が飛び込んで裏の「スペース」に抜けていく、内側に走り込む武藤の動きに合わせて右の「スペース」に侵入するといった動きが見られた。  そして、セレッソ大阪時代にも共にプレーしていた乾との関係性は抜群で、互いの特性を知り尽くしている。逆に前線に張ったまま動きの幅が少なくゴール前の「スペース」に蓋をしてしまうFW大迫勇也や、必要以上にボールを持ちたがってスピードを落とし「スペース」を消してしまうMF本田圭佑と、香川の相性は悪い。…

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする