6/14(木) 6:00配信今シーズン、スペインのリーガ・エスパニョーラを制したバルセロナで34得点を挙げ、リーグの得点王に輝いたメッシ(左)と、2018年に入ってから、CL3連覇を成し遂げたレアル・

6/14(木) 6:00配信今シーズン、スペインのリーガ・エスパニョーラを制したバルセロナで34得点を挙げ、リーグの得点王に輝いたメッシ(左)と、2018年に入ってから、CL3連覇を成し遂げたレアル・マドリード、ポルトガル代表でも驚異的なペースでゴールを積み上げてきたC・ロナウド(右)いよいよ14日に開幕するロシアW杯は、「サッカーの一時代が終わる大会」になるかもしれない。アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(30歳)、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(33歳)にとって、最後のW杯になる可能性が高いからだ。 サッカー史上まれに見るスーパースターのふたりは、過去10年、世界一のサッカー選手を決めるバロンドールを5回ずつ分け合ってきた。メッシはリーグ戦で50得点を記録したシーズンもあり、ロナウドも1試合1得点以上のハイペースでゴールを量産し続けている。それまでの得点王の相場が「シーズン20得点」「2試合に1得点」だったことを考えれば、どれだけ不世出の選手かがわかるだろう。 しかし、あらゆる栄光に浴したふたりも、いまだW杯の頂点には立てていない。 4大会連続での出場になるアルゼンチンの英雄・メッシは、初めて出場した2006年ドイツW杯、2度目の10年南アフリカW杯でベスト8止まり。3度目のブラジルW杯はひとりで攻撃を牽引(けんいん)し、決勝までたどり着いたものの、最後はドイツに叩きのめされた。 代表選手として負けるたびに、メッシは悲憤するという。サッカー大国のアルゼンチンでは、たとえW杯でも優勝以外は評価されない。狂気を感じさせるほどの常勝論だが、メッシ自身、アルゼンチン人のメンタリティを持ち合わせている。 「負けから学ぶ? 負けたら終わりだよ。勝って強くなるんだ」 かつてメッシにインタビューしたとき、彼は昂然(こうぜん)と言い放った。日本人的な「敗北を糧かてに」という感覚は持ち合わせていないのだ。 さらに、アルゼンチン人として水色と白のユニフォームを着ることの意味を次のように語った。 「友人に、『もしスペインに帰化していたら、今頃スペイン代表としてW杯でも優勝していたね』と言われたことがある(メッシは13歳からバルセロナで暮らすようになったため、スペイン代表を選ぶ権利もあった)。でも、そんな仮定の話に意味はないし、考えもしなかった。僕にとってW杯は、アルゼンチン人として優勝するためだけにある」 そんなメッシのW杯にかける意気込みは、同じ代表の若手選手に向けたメッセージからも読み取れる。 「プレッシャーはオレたち先輩選手が引き受ける。どんなやじも、自分たちは慣れている。若いおまえたちはただプレーに集中すればいい」 メッシが先頭に立つアルゼンチンは、グループDでアイスランド、クロアチア、ナイジェリアと決勝トーナメント進出を争う。難敵たちを相手に快勝すれば、勢いに乗ることができるだろう。 一方のロナウドは、22歳からポルトガル代表のキャプテンマークを巻いている。国際大会ではEURO2016でようやく優勝を果たしたが、W杯との相性はよくない。ドイツW杯はベスト4に進出したが、南アフリカW杯ではベスト16、ブラジルW杯ではグループリーグで敗退しているだけに、4度目のW杯には期すものがある。 今シーズンのロナウドはレアル・マドリードのエースとして、前人未到の欧州チャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献した。そのCLでは6年連続得点王と、ゴールゲッターとしての存在感はずぬけている。 「かつてのスピードは衰え、カットインからのシュートは決まらなくなった」と指摘する声もあるが、エリア内での動きは研ぎ澄まされている。瞬発力は落ちたものの、跳躍力やパワーはむしろ向上しているくらいだ。 「肉体年齢は23歳」ともいわれるが、それは徹底した節制の賜物(たまもの)にほかならない。ゴールパフォーマンスでユニフォームを脱ぎ、鍛え抜かれた上半身を見せつけるなど、時には子供じみた行動が非難されることもある。しかし、そんな巨大なナルシシズムのおかげで、ロナウドはスターに成り上がった。 「オレのことを批判する人間は、そうすることで少しでも有名になりたいのだろう。ネットを見れば、オレの話題であふれているからな」 厚かましさも、ここまできたら立派なキャラクターだ。「オレが一番で当然」という意識を隠すことなく生きてきたロナウドにとっても、おそらく最後になるロシアW杯で狙うのは優勝のみ。グループBに入ったポルトガルにとって最初の壁になるのは、初戦でぶつかるスペインだ。南アフリカ大会王者との試合は、グループリーグで最注目の一戦になる。 日本には、代表引退を口にしているスペインのアンドレス・イニエスタ(34歳)の活躍を楽しみにしているファンも多いだろう。年俸約33億円でヴィッセル神戸への移籍が決定した“ピッチの魔法使い”を擁するスペインが、チーム力では一枚上の印象だ。 対するポルトガルは、やはり今回が最後のW杯となりそうな“熟練の名手”リカルド・クアレスマ(34歳)の奮起が期待される。ユース時代からの後輩、ロナウドとのコンビで好スタートを切りたい。 17年、メッシと並ぶ5度目のバロンドールを受賞したロナウドは、喜びを抑えきれない様子だった。次の選考はW杯での成績がモノを言う。果たして、6個目のバロンドールで決着はつくのか。 2大スターが激突するカードは、準々決勝、もしくは決勝。メッシ・ロナウド時代を飾るような“ラストダンス”に期待したい。 (取材・文/小宮良之 写真/Getty Images) 【関連記事】 グループリーグ突破率100%の“最強ジンクス”発見ーー西野ジャパンは“ベスト16”に進出できるか? 不安だらけのW杯に向けて宮澤ミシェルが日本代表に提言「ミラクルを起こしたいなら3バックで!」 Jリーグの外国人枠撤廃をセルジオ越後が大歓迎「起爆剤になるし、必ず実現してほしい」 日本代表の3バックを宮澤ミシェルが分析!「西野ジャパンに欠けている要素は…」 W杯への意欲を見せる酒井宏樹が語った、ケガとマルセイユでの新たな経験 メッシ:
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/(木) :00配信 今シーズン、スペインのリーガ・エスパニョーラを制したバルセロナで34得点を挙げ、リーグの得点王に輝いたメッシ(左)と、2018年に入ってから、CL3連覇を成し遂げたレアル・マドリード、ポルトガル代表でも驚異的なペースでゴールを積み上げてきたC・ロナウド(右) いよいよ14日に開幕するロシアW杯は、「サッカーの一時代が終わる大会」になるかもしれない。アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(30歳)、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド(33歳)にとって、最後のW杯になる可能性が高いからだ。  サッカー史上まれに見るスーパースターのふたりは、過去10年、世界一のサッカー選手を決めるバロンドールを5回ずつ分け合ってきた。メッシはリーグ戦で50得点を記録したシーズンもあり、ロナウドも1試合1得点以上のハイペースでゴールを量産し続けている。それまでの得点王の相場が「シーズン20得点」「2試合に1得点」だったことを考えれば、どれだけ不世出の選手かがわかるだろう。  しかし、あらゆる栄光に浴したふたりも、いまだW杯の頂点には立てていない。  4大会連続での出場になるアルゼンチンの英雄・メッシは、初めて出場した2006年ドイツW杯、2度目の10年南アフリカW杯でベスト8止まり。3度目のブラジルW杯はひとりで攻撃を牽引(けんいん)し、決勝までたどり着いたものの、最後はドイツに叩きのめされた。  代表選手として負けるたびに、メッシは悲憤するという。サッカー大国のアルゼンチンでは、たとえW杯でも優勝以外は評価されない。狂気を感じさせるほどの常勝論だが、メッシ自身、アルゼンチン人のメンタリティを持ち合わせている。  「負けから学ぶ? 負けたら終わりだよ。勝って強くなるんだ」  かつてメッシにインタビューしたとき、彼は昂然(こうぜん)と言い放った。日本人的な「敗北を糧かてに」という感覚は持ち合わせていないのだ。  さらに、アルゼンチン人として水色と白のユニフォームを着ることの意味を次のように語った。  「友人に、『もしスペインに帰化していたら、今頃スペイン代表としてW杯でも優勝していたね』と言われたことがある(メッシは13歳からバルセロナで暮らすようになったため、スペイン代表を選ぶ権利もあった)。でも、そんな仮定の話に意味はないし、考えもしなかった。僕にとってW杯は、アルゼンチン人として優勝するためだけにある」  そんなメッシのW杯にかける意気込みは、同じ代表の若手選手に向けたメッセージからも読み取れる。  「プレッシャーはオレたち先輩選手が引き受ける。どんなやじも、自分たちは慣れている。若いおまえたちはただプレーに集中すればいい」  メッシが先頭に立つアルゼンチンは、グループDでアイスランド、クロアチア、ナイジェリアと決勝トーナメント進出を争う。難敵たちを相手に快勝すれば、勢いに乗ることができるだろう。  一方のロナウドは、22歳からポルトガル代表のキャプテンマークを巻いている。国際大会ではEURO2016でようやく優勝を果たしたが、W杯との相性はよくない。ドイツW杯はベスト4に進出したが、南アフリカW杯ではベスト16、ブラジルW杯ではグループリーグで敗退しているだけに、4度目のW杯には期すものがある。  今シーズンのロナウドはレアル・マドリードのエースとして、前人未到の欧州チャンピオンズリーグ(CL)3連覇に大きく貢献した。そのCLでは6年連続得点王と、ゴールゲッターとしての存在感はずぬけている。  「かつてのスピードは衰え、カットインからのシュートは決まらなくなった」と指摘する声もあるが、エリア内での動きは研ぎ澄まされている。瞬発力は落ちたものの、跳躍力やパワーはむしろ向上しているくらいだ。  「肉体年齢は23歳」ともいわれるが、それは徹底した節制の賜物(たまもの)にほかならない。ゴールパフォーマンスでユニフォームを脱ぎ、鍛え抜かれた上半身を見せつけるなど、時には子供じみた行動が非難されることもある。しかし、そんな巨大なナルシシズムのおかげで、ロナウドはスターに成り上がった。  「オレのことを批判する人間は、そうすることで少しでも有名になりたいのだろう。ネットを見れば、オレの話題であふれているからな」  厚かましさも、ここまできたら立派なキャラクターだ。「オレが一番で当然」という意識を隠すことなく生きてきたロナウドにとっても、おそらく最後になるロシアW杯で狙うのは優勝のみ。グループBに入ったポルトガルにとって最初の壁になるのは、初戦でぶつかるスペインだ。南アフリカ大会王者との試合は、グループリーグで最注目の一戦になる。  日本には、代表引退を口にしているスペインのアンドレス・イニエスタ(34歳)の活躍を楽しみにしているファンも多いだろう。年俸約33億円でヴィッセル神戸への移籍が決定した“ピッチの魔法使い”を擁するスペインが、チーム力では一枚上の印象だ。  対するポルトガルは、やはり今回が最後のW杯となりそうな“熟練の名手”リカルド・クアレスマ(34歳)の奮起が期待される。ユース時代からの後輩、ロナウドとのコンビで好スタートを切りたい。  17年、メッシと並ぶ5度目のバロンドールを受賞したロナウドは、喜びを抑えきれない様子だった。次の選考はW杯での成績がモノを言う。果たして、6個目のバロンドールで決着はつくのか。  2大スターが激突するカードは、準々決勝、もしくは決勝。メッシ・ロナウド時代を飾るような“

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