トットナム、ついに鬼門攻略! CL権争うチェルシーに逆転勝ち

トットナム、ついに鬼門攻略! CL権争うチェルシーに逆転勝ち

現地時間1日、イングランド・プレミアリーグ第32節が行われ、チェルシーとトットナムによる上位対決は3-1でトットナムが逆転勝利を収めた。

 チャンピオンズリーグ出場権を争う4位トットナムと5位チェルシーの直接対決。両者の勝ち点差は「5」と離れているだけに、追いかけるチェルシーとしては是が非でも勝利が欲しいところ。

 必勝を期してトットナムを迎えるチェルシーにとって、ホームのスタンフォード・ブリッジで戦えることは大きな利点だ。トットナムは歴史的にチェルシーを苦手にしている上、スタンフォード・ブリッジでの試合では9分16敗と一度も勝ったことがない。まさにトットナムにとっては鬼門と呼べるスタジアムだ。

 そんな過去のデータを払拭しようと立ち上がりから得意のボールポゼッションでチェルシーを押し込むトットナム。しかし、この日ベンチにようやく復帰したハリー・ケイン不在の攻撃陣は、引き気味に守るチェルシーの守備ブロックを前になかなかシュートチャンスが作れない。

 すると徐々にチェルシー得意の速攻が牙をむく。19分、ヌゴロ・カンテの右アーリークロスをマルコス・アロンソが合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定によりノーゴール。

 30分には、アントニオ・リュディガーのサイドチェンジから右サイドフリーで受けたヴィクター・モーゼスがゴール前にクロス。これを防ごうと飛び出したGKウーゴ・ロリスがボールに触れず、中央のアルバロ・モラタが頭で押し込みチェルシーが先制する。

 ボールは支配しながらも先制を許す嫌な流れのトットナムだが、40分にクリスティアン・エリクセンが強引にミドルシュートを放つ。これはGKウィリー・カバジェロの正面だったが、トットナムにとっては久々の枠内シュートだった。

すると前半終了間際、左サイドでボールを奪うと、中央で受けたエリクセンが再び右足を振り抜く。数分前のシュート以上に強烈なブレ球はGKカバジェロも反応できず、トットナムが同点に追いついて試合を折り返した。

 嫌な追いつかれ方をしたチェルシーは、このままではトットナムとの勝ち点差が縮まらないため、後半は前半よりも攻撃に人数をかけるようになる。すると今度はトットナムがカウンターからのチャンスを増やし、チェルシーゴールを前半以上に脅かす。

 迎えた62分、エリック・ダイアーのロングパスに絶妙なタイミングで抜け出したデレ・アリが後ろからのボールを冷静にコントロールし、GKカバジェロを破ってトットナムが逆転に成功する。

 ショックを隠しきれないチェルシーを尻目に、66分にはトットナムが追加点を挙げる。カウンターからエリクセンのパスに抜け出したソン・フンミンが一度はシュートをGKカバジェロに阻まれながらも粘ってこぼれ球をつなぎ、チェルシー守備陣が処理にもたつく隙にデレ・アリが押し込んで3-1と突き放した。

 トットナムは74分、ソンに代わってケインを投入。エースの復帰で士気の上がったトットナムは、余裕を持ったパスワークで時間を使いながら試合を終わらせにかかる。一方、追いつきたいチェルシーはモーゼスに代えてオリヴィエ・ジルー、アロンソに代えてエメルソンを投入するが、無理をせず守備に重きを置くトットナムを前に決定機が作れない。

 88分、チェルシーはモラタに代えて17歳のカラム・ハドソン=オドイをピッチに送り込み、トットナムはデレ・アリを下げてムサ・シッソコを投入し、それぞれ交代枠を使い切る。

 終盤はチェルシーの攻勢に危な気なく対応したトットナムが逃げ切り、26試合目にしてスタンフォード・ブリッジでのリーグ戦初勝利を挙げた。

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